こんにちは、ライターの長濱です。
みなさんは、競技チアのパフォーマンスを見たことがありますか?
選手が選手の上に乗ったり、その上で飛んだりと、大迫力なんです。
今回は、慶應を代表する競技チアサークル、ユニコーンズを取材しました!!
基本情報
インタビュー
今回は、メンバーの法学部法律学科3年の前田さんにインタビューしました!
━よろしくお願いします!早速ですが、活動の時間や場所を教えてください!
はい、よろしくお願いします!
練習は週5で、平日は夕方18:30~21:00、土日はまちまちですが例えば14:30~18:00くらいです。
平日の5限がある子は授業優先で、遅れて参加になります!
アルバイトも全員やっています!
練習もしっかりしながら、自分の時間も確保できます!
合同練といって、他大学のチームと一緒に練習することもあります。
練習時間はそれによっても変わりますね。
場所は主に二子玉川、田園調布、自由が丘など、日吉から比較的近い場所で小中学校の体育館を借りたりして練習しています!
とはいえ看護学部の先輩もいましたし、学部関係なく活動しています。
SFC生も大歓迎です!!
合宿も夏と春の年2回あります!
━みっちり練習できるんですね!初心者でもついていけるのでしょうか?
もちろんです!
うちは9割が大学からのチア初心者です!
運動系、文化系問わず色々な部活出身の人がいます。
なので、最初は基礎練を徹底的にやります。
モーションやジャンプの練習、体づくりから、声出しや顔の作り方まで全部教えます。
先輩とペアを組んで一から教えるので、技術指導はバッチリです!
なるほど、初心者でも安心して練習できるんですね。
━大会について教えてください!
大きな大会は年2回で、6月の関東予選と12月の全国大会(インカレ)があります。
ユニコーンズの目標は「12月のインカレ準決勝進出」です!
2018年度、19年度と2連続で準決勝に進んでいます!
これを軸に日々練習しています。
また、大会以外でも発表する場はあります。
七夕祭や三田祭で出演したり、生協学生委員会主催の新入生歓迎会にも出ます!
学外でも、昨年度はラグビーW杯のイベントに出たり、その他スポーツの試合等で依頼を受けて出演することがあります!
これはその年によって違いますね。
慶應の体育会の応援にも行く機会がないわけではないですが、ユニコーンズは応援というよりも競技としてチアの活動をしています!」
━他のチアサークルとの違いは、競技チアという点にあるのでしょうか?
そうですね、早慶戦の応援がメインのサークルとは活動が異なりますね。
そして競技チアのサークルでも、2段以上人が重なるアクロバティックなパフォーマンスができるのがユニコーンズの特徴です。
━立体的なパフォーマンスは迫力がありますが、怖くないんですか…?笑
大丈夫です。笑
高所恐怖症の人も大丈夫みたいですね。笑
ユニコーンズは安全第一を徹底しているので、怪我等の怖さもあまりありません。
ジェネラルスポットといって、万が一上にいる子が落ちてきてもキャッチできる役割が常にいますし、キャッチの練習もします。
そこはメンバー同士の信頼関係もしっかりあるので、安心して練習できています!
━メンバー同士はどんな雰囲気でしょうか!
そうですね、まず競技チアというと厳しいイメージがあるかもしれませんが、上下関係は全然厳しくないんです。
演技をしているときは先輩・後輩関係なくみんな1人の選手で、みんな同じです。
舞台の上ではそれぞれが等しく責任を持って自分の役割を果たします。
また、練習は多いし、きついこともあるので、先輩の言っていることに疑問を感じ続けるのは苦痛なだけだと思います。
そこで、チームの風通しをよくして、みんなが意見を言いやすくしようということで「ファミリー制度」を作りました。
これは要するに縦割り班のようなもので、月初と月末にミーティングをして、悩み事を相談したり、目標を設定したりしています!
なので、メンバー同士の距離は近いです!
プライベートでもよくご飯に行ったりしてみんな仲が良いという印象です!
厳格な雰囲気は全然なく、先輩もよく後輩の面倒を見ているんですね!
━活動を通して、大変だったことはありますか?
そうですね、あまりないんですが、強いて言うと入ったばかりの頃ですね。笑
私は高校の部活ではミュージカルをやっていましたし、小中高ずっと文化系でした。
なのでスポーツは苦手で、嫌いだったんです。笑
自分にスポーツができると思っていませんでしたが、縁があり誘われてユニコーンズに入ったんです。
当然それまで筋トレとかも全然してなかったので、最初は肉体改造でしたね…。笑
1mくらいの高さを登ったり降りたりして、しかも人の上でバランスを取るわけなので、大変で、筋肉痛にもなりました。
逆に、体ができあがってくると変化がありますし、自分の成長を顕著に感じることができるのでやりがいはとてもありました。
今、昔の演技の動画なんかを見るととても下手だなと感じますし、成長をじかに感じられるのがとても嬉しいです!
新しいことに挑戦するからこその喜びがあるんですね!
━ユニコーンズの活動で特に印象に残っていることはありますか?
そうですね、これはやっぱり大会での経験になります。
私が1年生のとき、インカレで4年ぶりに準決勝に進んだんです。
そして、その点数もかなりの高得点だったんですね。
そのとき私はBチームにいたんですが、とても嬉しかったのを覚えています。
そして2年生になり、Aチームに入ることができました。
サークルとして困難な時期もありましたが、練習に励みなんとか準決勝に進めたんです。
そしてなんと準決勝の本番、ノーミスで演技できたんです!
このときは、仲間に対してありがとうという気持ちが強かったです。
自分は仲間と一緒にチアをやることが好きで、それを強く感じた瞬間でもありますね。
━他に、ユニコーンズに入ってよかったことはなんですか?
大学では何か打ち込むことが欲しかったので、まず競技チアに出会えたことはとてもよかったです。
ユニコーンズの仲間と過ごす時間がとても長くなるので、とても仲良くなりますね。
先輩とも距離が近いので、就活等もサポートしてもらえます。
先ほども言いましたが最初は体づくりからなので、自然と食生活を気にするようになり、健康体は手に入ります。笑
新入生に向けて
━ユニコーンズは、どんな人が向いているでしょうか?
まず最初はみんな初心者なので、何か新しいことをはじめてみたいという人にはおすすめです。
また、競技チアはチームスポーツなので、仲間に対して何ができるかということを常に考えるようになります。
今年のスローガンは
『Do it for the Team』
です。
1人でも欠けると練習ができませんし、1人1人の責任は重いです。
でも、だからこそとてもやりがいがあります。
部活のような青春をしたい人はぜひ一緒にチアをやりましょう!
ありがとうございました!!
終わりに
いかがでしたか?
本気でチアに打ち込めるユニコーンズでの活動は、まさに青春ですね。