皆さんこんにちは。Penmark編集部です。
続々と合格通知が届き、大学への入学が決まった方も多くいらっしゃると思います。
新しい生活へ期待と不安が入り混じる時期だと思いますが、どちらかといえば期待の方が大きいでしょうか。
高校生活とは大きく違う大学生活。履修やサークルなど、初めて耳にする言葉も多いと思いますので、Penmarkではこれからの入学時期へ向けてガイダンス特集を実施します。
第一弾はサークルについてです。
大学一年生にとっての最初の難関は、実はサークル選びだったり。
大半の大学生は、雰囲気やフィーリングで適当に選んでしまいがちですが、僕がサークルの新入生歓迎会(以後:新歓)担当をしていた際、
「危ないサークルに捕まりたくないです…」
「サークル選びで失敗しない為には、どうしたら良いですか?」
なんて不安の声を、私は何度も耳にしてきました。
そこで当記事では、サークルを選ぶ上で注目すべきポイントを3つ、元新歓担当の目線から簡潔に紹介していきたいと思います!
目次
はじめに
サークルに所属するメリット
本題に入る前に一つ。
私が新歓担当をしていた当時、新入生からこんな質問を貰ったのを覚えています。
「サークルに入ると、一般的にどんなメリットがあるんですか?」
彼が言いたかったのは、私が所属しているサークルのメリットではなく、そもそもどのサークルに所属しても生じる普遍的なメリットって一体何ですか?ということです。
中々難しい質問ですが、答えるとしたら一つ。人間関係の構築だと思います。
実は大学の授業よりもサークルの方が、目的が一致しているため、友達が作りやすいです。
半自動的に友達ができるので、ボッチになる心配も、遊び相手に困る心配がありません。
加えて、先輩や後輩との関係を作れます。試験や履修、ゼミや就職でのコネなど、大学生活を有利に進めるには欠かせません。横の繋がりだけでなく、縦の繋がりも築き上げることができるのは、とても大きなメリットです。
そして、関係を築き上げることは結果として、コミュニケーション能力を身に付けることにも繋がります。
昨今、若者の著しいコミュニケーション能力の低下が問題に挙げられますが、そうした問題を改善できる答えの一つに、大学生活におけるサークル活動があるのではないか、と私は考えています。
長々と話してしまいましたが、一意見として参考にしていただけたら幸いです。それでは、本題に移っていきましょう!
注目すべき三つのポイント
サークルの人数に注目
まず初めに注目すべきは、サークル内の人数です。
100人規模、それ以上の人数を誇る巨大サークルは学内にかなり多いですが、あまりオススメはしません。
理由は単純で、人数が多すぎると人間関係を築きにくいからです。
確かに、様々な背景を持つ学生と交流を深められるメリットがありますが、大体の人がとりあえず入っておく状態で、ただただ「よっ友」が増えてしまったという新入生たちの声をよく聞きました。
規模感として、1学年20人前後を大まかな目安にするのをオススメします。
飲み会のスタンスに注目
次に注目すべきは、飲み会のスタンスです。
新歓期、様々なサークルがよく新歓コンパや飲み会と称して交流を深め、新入生を勧誘します。
初めての経験で少し怖いかもしれませんが、新入生にはこうした新歓コンパに一度は行って、飲み会のスタンスを確認することをオススメします。
なぜなら、飲み会のスタンスが金銭的な負担に直結するからです。
月に何度も飲み会があるようなサークルに所属するということは即ち、その分自分への負担が大きいのは当たり前です。そして、サークルを継続するにはお金が必要なのも当たり前なことですよね?
財布との折り合いを付けられず、払えなくなってしまい、必然的にサークルを継続するのが難しくなってしまったなんて声も度々聞きました。
また、飲み会の雰囲気が合っているかも確認してください。
新歓で飲み会の雰囲気を掴んだと思っていても、化けの皮を被った『飲みサー』も中には存在します。
トータルで年間・月いくらかかるのか。飲み会はどんな雰囲気か。しっかりと把握するのをオススメします。
先輩や同期、サークルの雰囲気に注目
最後に注目すべきは、先輩や同輩、サークルの雰囲気です。
サークルの活動内容が自分の目的と合致していたとしても、先輩や同期がギスギスしていて、雰囲気が最悪なサークルでは目的を達成しようにも息苦しく感じてしまう。
先程の飲み会の雰囲気に通じる所がありますが、サークル全体の雰囲気が自分に合っているのか、自分の目でしっかりと確認する必要があります。
サークルに所属するメリットとして、人間関係の構築を挙げました。濃い人間関係を作る機会をみすみす逃してしまうのは、勿体ないです。
幸い、大学には数え切れないほど沢山のサークルがあります。そして、そのサークルの大半が、複数のサークルに兼任すること(以後:兼サー)を許可しています。
新歓期を過ぎても、まだ思い悩んでいるようであれば、兼サーして最終的に自分に合ったサークルだけを選んでみることをオススメします。
多い人だと6つ、7つ兼サーしてその中から絞ったなんて人もいますが、3つ、4つ兼サーしてその中から1つ、2つに絞った人が多い印象があります。
ただ、数に関しては個人差があるので、私生活との折り合いを念頭において考えてみてください。
その他
サークル選びにおいて注目すべきポイントを三つ紹介してきましたが、新入生の中にはこんな質問をしてくる子もいました。
「気になるサークルが、何処で新歓を行っているのか分からないです」
どうやらそのサークル、とても小規模のため、新歓ブースを設けていなかったそうです。
そんな時はSNS、特にTwitterを活用してみることをオススメします。
どんなに小さな会社でも、社員を獲得しなければ運営できないように、どんなに小規模なサークルでも、新入生を獲得しなければ継続することができません。
そのため、多くのサークルが活動内容を宣伝するためにお手軽なSNSを活用します。
特にTwitterは日本人学生の利用者数がLINEに次いで二番目で、企業が広告戦略に活用するほど優秀なため、サークル独自のアカウントを作成していることが多々あります。
ツイートで活動内容を確認することができる上、そのサークルが宣伝していない場合でも、ダイレクトメッセージを活用すれば、サークルに所属する大学生と直接連絡を取り合うこともできます。
万が一Twitterでサークル独自のアカウントが見つからない場合は、大学の先輩に聞いてみましょう。
最終手段ではありますが、一番信頼できる方法かもしれませんよ?
さいごに
如何でしたでしょうか?サークルでの新歓担当だった経験を活かし、作成してみました!
新入生にとって、サークル選びの足掛かりになってくれたら嬉しいです!
Penmarkではどんどん新入生の皆さんを応援する記事を更新していくのでまたチェックしてくださいね!