नमस्त(ナマステ)!慶應生Twitter監視係の宮崎です。
突如として慶應生のTwitterプロフィール欄に現れた「慶應インカレ」の文字に、みなさんもお気づきでしょうか?
インカレというと、酒池肉林、もとい、他大の美男美女が集まる印象がありますよね。ネガティブなイメージを持つ人も少なくないと思います。
しかし、慶應において「インカレ」とはインドカレーのことラッシーです。
そして、イルミナティやフリーメーソンのように、その実態は謎に包まれていながら、発足から数ヶ月で500人以上のメンバーを集める異質な塾生団体として名を馳せています。
あなたの友達も、既に「慶應インカレ」のメンバーになっているかもしれませんね。
そんな謎に包まれた団体・慶應インカレとは一体ナンなのか?インド的儀式を行なっている新興宗教?
今回は顔出しNGの条件で、代表の方にインタビューを快諾して頂きました。Penmarkが何処よりも早く、『慶應インカレ』のベールを暴いていきます。
※本記事の画像は、慶應インカレのBiyuさんに提供していただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
目次
慶應インカレの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 慶應インカレ(慶應インドカレー同好会) |
ジャンル | 非公認団体(インドカレーサークル) |
人数 | 約550人 |
@keioinkare |
慶應インカレの活動内容・入会方法は?
—慶應インドカレー同好会とは、どのような団体ですか?
月一回の食事会を通して、親睦を深める団体です。この食事会は、慶應院生・学部生・慶應系列の一貫校生(内部生)なら誰でも参加可能なので、年齢問わず交流が図れる場となっています。
食事にかかるお金は自己負担となりますが、同好会の参加費は無料です。とりあえず参加するという場合でも、一切お金がかかりません!
来年以降からは、三田祭の出店もできたらいいな、と考えております。また、ドバイ合宿も予定していますので、海外旅行に興味がある方にもぜひ入っていただきたいと思います。
-なるほど。新興宗教ではなかったのですね(笑)では、入会条件・入会方法を教えてください。
『インドカレー同好会公式Twitter』または『代表のLINE』にコンタクトを取って、入会の意をお伝えしていたければ入会できます。
慶應に在学している学生の方々(慶應院生・学部生・内部生)であることが入会条件です。非公式ではありますが、要望があれば、塾員の方々(卒業生)も参加が可能です。
インカレの『俗語』を使ってみよう!
—縦の繋がりも強い同好会ですね!なぜこのような同好会を作ろうと思ったのですか?
「インカレって何だよ、インドカレー同好会かよ」という趣旨のネタツイートからアイデアを得たのが始まりです。
また、インカレ設立当初(ちょうど一年前くらい)に家の近くにインドカレー屋さんがオープンして、そこに足繁く通うようになりました。そこで自分がインドカレーに興味を持ったことが原動力になっています。
—原点はTwitterだったのですね。そういえば、Twitterを拝見したところ、『インカレ』などのジャーゴン(専門用語)を多数使っていることに気づきました。インドカレー同好会の中で使われる俗語が他にもありましたら、教えてください。
たくさんありますよ!ナンパといえば「ナンパーティー」ですし、インスタは「インドパキスタンカレー」、元カレは「元インカレ会員」のことを表します。逆に、「現インカレ会員」はカレリアン、その複数形はラッシーズと呼んでいます。
—ユニークな俗語ばかり(笑)では、どのような人がカレリアンになってほしいですか?
この同好会では、どんな人でも受け入れたいと考えております。インドカレーが心から好きな人もそうでない人も関係なく、インドカレーに少しでも興味あれば入って頂きたいですね。
実際に食事会では、いろいろなバックグラウンドを持った人に来て頂いてます。人間として面白味がある人達が集まるので、人脈を拡げたい方も参加をお待ちしております!
実際に試してみたい、インカレ代表がオススメする〇〇!
—インカレ代表としておすすめする、日吉のカレー屋を教えて下さい。
ひようらにある『マハラジャバグ』が気に入っています。基本的に、食事会はここで開催しています!
—では、記事を見ている方々向けに、カレーの美味しい食べ方・家でカレーを作るときのコツを教えてください。
インドカレーを食べる時におすすめなのは、最初はナン、お代わりの時はライスを注文することです。
カレーを作るときは、隠し味を多く使うことがコツです。多ければ多いほど、味に深みや多様性が出て良い思います。
特にオススメなのがコーヒーです。すり潰して粉状にして入れると、カレーの味にコクが出て一層美味しく感じられます。
カレーを通して人生にスパイスを与える「インカレ」
—実際にやってみたいと思います!では、何故カレーにそこまで魅せられたか教えてください。
カレーは、インド発祥でありながら世界中に広がっている食べ物です。日本のカレーも多様化していて、隠し味やスパイスの組み合わせは無限に存在します。
同様に、カレーと共に食べるものも無限大なのです。例えば、カレーと白米、カレーとナン、カレーとサフランライス。
ナンだけでみても、インドは逆三角形、パキスタンでは円形など、地域によって無数の型があります。
さらに、カレーパンにもできるし、カレーうどんにもできる。「カレー」という言葉にはデフォルトが存在せず、無限の可能性を秘めている料理だということが言えます。そこがカレーの面白みであり魅力だと感じております。
—カレーは不定形。名言ですね。最後に、この記事を見ている人に伝えたいことを教えてください。
慶應インカレは、みんながカレーを通して幸せになれるという意味で『カレーを通して人生にスパイスを』というスローガンを掲げ活動しています。
そのため、皆さんには、食を通したら誰とも仲良くなれることを是非体感して欲しいと思っています。それはインドカレーに限らず、ケバブや寿司などでも言えることです。
インカレを通して、日常の食事がコミュニケーションツールとなれば、より豊かな生活に繋がると思います。
また、この同好会が目指すのは『既成概念を壊す』ことです。具体的には、インカレという言葉が「インドカレー同好会」を指し、「インターカレッジ」はマイナーな定義となるように・・・ですかね(笑)
最近は、塾内の不祥事が相次ぎ、慶應生に対する(世間の)ステレオタイプな印象が存在している状態です。『インカレでナンパしてる慶應生』が、『インドカレーでナンパーティーしている慶應生』となるように、この同好会がネガティブなイメージを払拭していきたいと思っております。
誰でも歓迎しているので、皆さんの参加をお待ちしております!
インタビューを終えて
『慶應インカレ』の正体は、食事を通したコミュニケーションを大切にする団体でした!
サークルに入ってみたけれども自分に合わなくて悩む時期。兼サーしたいけど、この時期はもう人間関係ができ上がってて厳しい。友だち作りたい、話のネタが欲しい。
そんな人々は、今からでも間に合うので『慶應インカレ』に入りましょう!興味がある方は以下のQRコードを読み取ってください。