創部118周年の慶應塾内団体。学生オケの最高峰「ワグネル」の秘密を大公開!!

こんにちは。最近信じられないくらい暑いですね。そんな日はずっと家にこもっていたい!一日中ベッドの上でYouTubeにすがるなんてこともあるものです。さて、ここからが本題。

皆さんは普段、どんな音楽を聴きますか?中にはその時の気分によって聴くジャンルを変えるという人もいるかもしれませんね。リラックスしたい時に聴く音楽といえば・・・そう、クラシックです!!!

というわけで今回は、慶應が誇る最強オーケストラ集団「ワグネル・ソサエティー・オーケストラ」を取材してきました。

一年生の皆さんは記憶に新しいかと思いますが、入学式の時会場の端で生演奏している人たちがいたのを覚えていますか?実はあれもワグネルによる演奏だったんです。

クラシックと聞くとなんとなく高尚な雰囲気、ハードル高そうな印象がありますが、中の人は一体どんな方たちなんでしょう・・・??

ワグネル・ソサエティー・オーケストラの基本情報

項目 詳細
サークル名 ワグネル・ソサエティー・オーケストラ
ジャンル オーケストラ
区分 慶應義塾公認独立団体
人数 約170名
Twitter @wagner_society

ワグネル・ソサエティー・オーケストラの活動とは??

—まずは自己紹介をお願いします。

初めまして、トランペットパート所属・経済学部3年の落合なつ美です。ワグオケの代表を務めています。最近の趣味は宝塚鑑賞です。

小さい頃からオーケストラを続けており、そして、音楽に打ち込める環境が整っているといった魅力に惹かれワグオケに入団しました。

現在は、10月の定期演奏会に向け練習に励んでいます。

—ワグネルについて教えてください。

ワグネル・ソサエティー・オーケストラは、1901年に創立された日本で最も歴史あるアマチュア学生オーケストラです。今年で118周年を迎えるワグネルは、長い歴史と伝統を受け継ぎながらも日々変化し、より良い学生オーケストラを目指して活動しています。

ワグネルという名称は、ドイツの音楽家リヒャルト・ワーグナーの名にちなんでいます。

リヒャルト・ワーグナーは音楽と他の諸芸術が結び付けられた楽劇の創始者であり、その背景には、ワーグナーの先進性や、伝統に縛られない自由な発想、そして新しいものへ挑戦する開拓者精神、といった理想が込められています。

—普段の活動について教えてください。

月水金の週三回、パート・セクションごとに日吉の塾生会館を中心に練習しています。年に三回の定期演奏会と、それぞれ四年に一度行われる国内外への演奏旅行を中心に活動しています。

前回の海外公演では二週間かけてプラハ・ミュンヘン・ウィーン・ブダペストを回りました。今年は国内演奏旅行の年にあたり、2月に京都・福岡での公演を控えています。そのほか年に二、三回合宿を行なっています。

—どんなイベントに参加しているのでしょうか?

入学式での演奏、福沢諭吉生誕記念会、企業や学校からの依頼による演奏、TV出演など多岐に渡っています。

実際、昨年度には「らららクラシック」というNHKの番組に取り上げていただいたり、24時間テレビに出演し、久石譲さん指揮のもと、支援学校の生徒さんたちとオーケストラを作り上げる企画に参加させていただいたりと、非常に貴重な経験をすることができました。

ワグネルの代表が語るオーケストラの魅力とは?

—では、オーケストラの魅力を教えてください。

みんなで一つのものを作り上げる達成感だと思います。一人じゃできないことだし、演奏をしている時は、音を通じて会話しているような感覚があります。

—様々なジャンルの音楽がある中で、あえてクラシック音楽をやる意義は何だと思いますか?

クラシックは音楽の質が高いです。200〜300年前に書かれた音楽を今日そのまま楽しめるのはすごいことだと思います。

演奏旅行もあると言いましたが、海外に出た時に日本のカルチャーとしてではなくクラシック音楽というフィールドに立って通用することができる。いわば国境がないということです。

あとは、歌詞がないので誰でも楽しめるということでしょうか。最近は音楽療法の手段としても使われていますね。

—落合さんが団体を率いる上での信念を語ってください。

主語を自分・幹事会にしないということです。代表というより、あくまでも団員という一個人とワグネルという団体の距離を近づける橋渡しのような存在であり、みんなの声を代弁することが大切だと思っています。

一人一人がワグネルに誇りを持ち、もっと周りから認められる団体にしていきたいです。

慶應の新入生に向けて

—真面目な雰囲気が漂うワグネルですが、部員にはどんな人たちがいるんでしょうか?

男女比は大体半々ぐらいで、全学部の人が集まっています!雰囲気が堅いと思われがちですが、実際は優しくて気さくな人ばかりです。

濃いめのクラシックオタクも一定数いるし、楽器がめっちゃ上手い人、コンクールで入賞した人、いろいろな楽器が弾ける人など、個性豊かで尊敬できる人が大勢います。

また司法試験や公認会計士の勉強をしている人や、仕事と演奏を両立できる人など、音楽に限らず何事にも全力で、突き詰めている人が多いです。

—ズバリ、ワグネルの魅力とは?

クラシック音楽や楽器、オーケストラなど好きなことに没頭できるだけでなく、極められる環境であることだと思います。

サントリーホールや東京芸術劇場といった日本有数のコンサートホールで演奏できること。年3回プロの指揮者を呼んで演奏会ができること。演奏旅行や依頼演奏会など、貴重な場所で演奏できること。

定期演奏会の集客率は毎回8、9割を超えています。そういったイベントを学生が自主運営しているので、一奏者として技術面だけでなく人としても成長できます。

大学での交友関係は広く浅く、なんて言われることもありますが、ワグネルでは、そんな関係性を築くことは難しいです。「音楽が好き」「楽器が好き」「オーケストラが好き」たったそれだけの共通点ですが、そんな「好き」を共有できる仲間は、かけがえのない存在です。

好きなことに没頭したい人の集まるワグネルはとにかく熱い団体でもあります。そんなワグネルで、時に切磋琢磨しながら仲間と一緒に「音楽」という一つのものを作り上げる喜びは、たった一度の学生生活を充実させること間違いありません。

このように、充実した環境で演奏活動を行えることがワグネルの大きな魅力の一つであると思っています。

—では最後に、2020年度新入生に向けてメッセージをお願いします!

ワグネルでは1年の4月から4年の3月まで活動するので、大学生活で何か一つのことに打ち込みたい人、充実させたい人にはぜひ入ってほしいです。

パートによっては毎年初心者もいるし、上手な人たちに囲まれることで刺激を受けて嫌でも上手くなれます。深い付き合いの素敵な友人ができて、仲間と音楽に本気で取り組むにはうってつけの環境です。

ワグネルに入って私たちと本気で音楽をやってみませんか??

—次回演奏会の予告

第228回中期定期演奏会
日時:2019年10月6日(日)昼公演
指揮:太田弦先生
場所:すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目:○バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より抜粋/プロコフィエフ
○楽劇「ばらの騎士」組曲/R・シュトラウス
○交響曲第1番/シベリウス

をお送り致します!皆さまぜひお越しくださいませ!

取材を終えて

学生オケの最高峰。その実態はあくまで一学生団体でありながら、団員一人一人が楽器を心から愛し、音楽と真正面に向き合い、ホンモノを思わせる存在でした。

音楽って選択の幅が広いのに、つい自分の興味ある音楽ばかりを聴きがちですよね。確かに周りで日常的にクラシックを聴く人は少ない気がします。

でもせっかく近くに素敵なオーケストラ奏者がいるなら、普段は聴かないという人でも、この機会に彼らの演奏に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。きっと今までになかった魅力を発見できるはずです!!

ABOUT この記事を書いた人

rei

Penmarkライター。文学部1年。大学生にもなって毎晩ぬいぐるみと一緒に寝ていることは、公然の秘密です。人間関係拗らせがち。コミュ力高くなりたいです。
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