自分たちのファッションショー?!Keio Fashion Creatorとは!

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こんにちは、ライターの長濱です。

僕のライター紹介文ってなんかイキってますよね。みなさん読んだことはありますか?

そしてPenmarkのファッション代表を自称していますが、最近全く服が買えていないです。

多くの中高と違い大学では自由な服装ができますから、必然的に洋服に対する意識は高まるでしょう。

そしていつの間にか服バカになっていくのです。僕のように。

今回はそんな服好きが集まる楽園、Keio Fashion Creator をご紹介します!

基本情報

項目 詳細
設立 2002年(18代目)
人数 80~90人(男女比 5:5)
入サー期間 いつでも歓迎
活動 毎年12月に開くファッションショーの準備、その他小規模なクリエーション
SNS Instagram: 公式アカウント / Twitter: 公式アカウント

インタビュー

今回は代表の法学部政治学科2年、Mさんに取材させていただきました!早速お話を伺っていきましょう!

━本日はよろしくお願いします!Keio Fashion Creator さんはインカレですよね。どんな大学の学生が所属しているのでしょうか?

よろしくお願いします!

はい、大学は本当にバラバラで、GMARCHの子もいれば、女子大専門学校の子もいます。どの大学の方も大歓迎です!

以前の代表は他大でしたし、慶應が主体というわけではありません
もともとは慶應のゼミが主体だったから名前に慶應って入っているだけなんです。
慶應生は全体の3割程度でしょうか。

━大学を問わず仲良くなれるインカレは多様性があって面白いですよね!活動の軸はどこにあるのでしょうか?

団体としてのゴールは、毎年12月に開くショーを完成させることです。これに向けて1年間準備するのが主な活動内容になります。

学生ならではの主張、学生ならでは強み、学生ならではの弱点を、ジレンマを見つめながら服を通して発信しています。

━活動頻度はどのくらいですか?

毎月10日、20日、30日は全体会議で、サークルの全員が集まります。あとは部署によって異なりますね。

━部署というのは…?

デザイナー、ディレクター、プレス、モデルマネージャーという4つの部署があり、メンバーはこれらのどれかに所属します。

入サーして1ヶ月ほど経ったら、それぞれの部署会議を見学して、希望のところに入ります。


‥‥なるほど、部署によって活動内容が異なるんですね。それぞれの部署についても詳しく教えていただきました!


━まず、デザイナーについて教えてください!

デザイナーの最大の活動は、毎週土曜日の午後に恵比寿にある服飾専門学校《ESMOD JAPON》で服作りの授業を受けることです。

ここで服作りに必要な専門の知識や技術を身につけ、実際にデザインを考えパターンを起こし布の裁断や縫製まで全て行います。

いわゆるブランドにとってのデザイナーという立ち位置とは少し違い、一通りの工程をやります。

個人作業が多いですが、先生に手伝ってもらいながら納得のいくものが作れると思います。

ゴールは、ショーのルックを作ることです。一人一つずつ作ります。

━専門学校の授業を受けられるのはとても貴重ですよね。

はい、4年制の大学に通いながら服飾専門の授業も受けられるという環境はなかなかないと思います。

しかも授業料は年間7万円です。

基本的にデザイナー以外のメンバーは授業に出ていませんが、せっかくの環境なので今後は積極的に活用していければと考えています!

━服作りに興味のある方には最強のサークルですね!2つ目のディレクターについて教えてください!

ディレクターは、ショーの会場決め、音響・照明といった演出全般を担当します。

デザイナーが作った服が主役として際立つように、ショーを作っていくのが主な仕事です。

インビテーションの作成もディレクターが行います!

‥‥服だけでなく、ショー全体をサークルで作るという姿勢が伺えます。

━3つ目のプレスについて教えてください!

はい、プレスは営業広報が中心です。

私たちはインカレなので、大学からは補助金が出ないんですね。

なのでショーの開催に当たっては企業からの協賛という形で資金調達をしています。

服飾系の学生団体は結構あるので企業の方からの理解はあるのですが、今後はこちらから各企業に何を提供できるのか考えて活動していきたいと考えています。


‥‥活動資金は、やはりショーの会場費が一番大きいそうです。企業への営業は、将来的にも活かせますね!


━最後のモデルマネージャーについて教えてください!

こちらはモデルハンティングスカウトが主な仕事で、本格的な活動は夏以降になります。

毎年のテーマや基準に沿って路上SNS上での声掛けを行なっています。

モデルは学生に限定していなくて、事務所に入っている方もいれば素人の方もいます。国籍も様々です。

うちのショーに出て、のちにBALENCIAGAのショーに出たという方もいます!

将来的には、ファッションモデルの登竜門的なショーにできたら良いなと思っています。


‥‥それぞれの役割がはっきりと出ていて、全員が活躍できますね。


ショーについても詳しく聞いてみました。

━ショーについて詳しく聞かせてください!

ショーは毎年12月の第3日曜日に1日かけて行っており、会場は毎年変わります。

1日に3回開演していますが、1回目はVIPのみとなっていて、2回目と3回目は入場無料で一般公開しています。

昨年の520人の来場者のうち8割は学生でしたね。

今まであまりファッションに興味がなかった方のきっかけになればと思っています。

━昨年のショーはあいにく記事にできなかったので、今年こそは見に行きたいです!ちなみに会場は、どんなところで行うのでしょうか?

会場はディレクターのみんながテーマに沿って決めています。

昨年度は都の重要文化財でもある自由学園 明日館を使わせていただきました。

こちらは著名なアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが設計したもので、雰囲気が “Impression” というテーマにぴったりでした。

ユニークベニューの活用という形で東京都と話し合って明日館でのショーが実現しました!」

━会場も本格的な施設を利用していますね。今年行くのが楽しみです!

━ショーのテーマは毎年変わるのですか?

テーマは年度ごとに、メンバー全員で話し合って決めます。

昨年度は “Impression” がテーマで、ルックではデザイナーがこの言葉のイメージを自分なりに表現しています。

━この時に、デザインの条件などはあるのでしょうか?

ショーとしての統一感は求められますが、なるべくデザイナーが作りたいものが作れるようにしています。

どういう風に統一感を持たせるかは年度によって違いますね。昨年はアースカラー・フォークロアを取り入れるなどの条件をつけました!

ESMODではトレンドについての授業もあり、適度にトレンドも取り入れています。

━ショーに向けた活動以外にイベント等ありますか?

昨年度は、アドコンテンツという企画を行いました。

これは小規模な人数一つテーマを決めてそれに沿ったクリエーションをするというもので、部活のような感覚で取り組みました。

メンバーには団体に縛られない自由な表現をしてもらいたくて、あとはカメラやPhotoshopの技術向上という側面もありました。

また、夏と春は合宿があります。何かに取り組むというわけではなく、みんなで楽しんでいます。笑

━メンバーや活動はどんな雰囲気ですか?

そうですね、ひとことで言うと色々な人がいます。

それぞれ専門が違うので、服に対する好きのベクトルが違うんですよね。

例えば、ブランドものが好きでめちゃくちゃ詳しいいわゆる服バカもいれば、服を着て楽しむ人もいます。

私自身 Keio Fashion Creator に入るまでは服を見るのが好き、というタイプでした。

しかしサークルに入って、5万、10万というお金を服に平気でつぎ込む人を見て衝撃を受けたことを覚えています。笑

そして、どんなテイストの服が好きでもいやすい環境にしたいと思っています。

メンバーそれぞれによって服に対する切り込み方が違うので、自分の興味関心から服を捉えるとどう見えるかということを共有でき、そこから新たな発見もあるので面白いです。

また個々の能力も高いため、日々成長できます。

決してカリカリした雰囲気はありませんが、刺激的です。

年齢や上下関係もゆるいです。

仕事をしていることが多いので、今後は団体としての親睦を深められるような企画を増やしたいです。

お互いをもっともっと尊敬し合いながら活動できたらなと思っています。


‥‥趣味は同じでも、好きの形は人それぞれですよね。服に興味を持ち始めた人も、元から服が好きで知識豊富な人も楽しめるという環境は貴重です。

オシャレな人、服好きな人は少し近寄りがたい印象を受けるかもしれませんが、決してそんなことはなく、Keio Fashion Creator の門戸は広いですね。


━Keio Fashion Creator ならではのやりがいはどこにありますか?

まず、デザイナーのルックが映えるように、ディレクターがショーを準備し、プレスやモデルマネージャーがそれを支える、という役割分担を実現するためには信頼関係が重要です。

Keio Fashion Creator ではメンバー同士の絶大な信頼関係があるため、各自の仕事に最大の熱量をかけられます。

ショー作りは全くの0に近い状態から始まるので、自分たちの存在意義みたいなところから入るんです。

そこからどういうものを、何を大事にして、何を伝えるために作り上げたいのか練っていきます

会議では意見が飛び交いますし、当然ぶつかることもあります。

こうした議論をまとめて一つのものを作り上げるのはものづくりならではの魅力だと感じます。

やっぱりものづくりなので一人ではできません。

お互いの力を借りながら学生ならではのクリエーションをしていけることがこのサークル最大の特徴でもあると思います。

━将来的にアパレル業界への就職を考えているメンバーも多いのですか?

服飾方面へ進む人、服で生きていくという人も多いですが、必ずしもそうではありません。

私自身もそうですが、単純に好きだからやっています。

服が好きという理由だけで入れることを重視しています。

アパレル業界へ進みたい人にとっても、企業との繋がりもありますしここでの経験は役に立つと思います。

今年はアパレル業界の人から直接お話を聞く機会も会議の時間などを活用して増やしていきたいと考えています!

新入生に向けて

━Keio Fashion Creator は、どんな人に向いていますか?

大前提として、服が好きな人です。これだけでも十分かもしれません。笑

服飾系のサークルは他にもいくつかありますが、中でもうちは専門的な技術を間近で見ながらものづくりをしていけるのが特徴です。

本気で取り組みたい人には本気でやるためのプラットフォームがあります。

もちろん、大学生活を楽しみながらサークルの1個として楽しみたい人も歓迎です。私自身ダンスサークルと兼サーしています。

やっぱり服好きは似ているところがあるので、好きなことについて語れる、共有できる友達ができる素敵な場所になると思います。

特にうちはインカレなので、大学を超えて仲良くなれます!

‥‥まさに服好きの、服好きによる、服好きのためのサークルですね。

━最後に、新歓イベント等ありましたら教えてください!

服飾系団体合同の新歓イベント《OPEN CIRCLE》というのがあります!

その他4月の末にKeio Fashion Creator のみで新歓イベントも行います。

詳しくはお問い合わせください!

‥‥興味ある方はぜひチェックしてみてください!

━ありがとうございました!!

終わりに

Keio Fashion Creator のロゴは、黒子をモチーフにしているそうです。

ショー当日はメンバーは黒い服を着て、黒子に徹するとか。
こだわりを感じますよね。

服好きのみなさん、学生ならではのクリエーションができ、デザイナーになればESMOD JAPONの授業も受けられる、そして何より同じ趣味を共有する仲間ができる、Keio Fashion Creator以上のサークルはないのではないでしょうか!


ABOUT この記事を書いた人

不死鳥を飼い馴らす二十歳の法学徒。Penmarkのファッション担当であり、車狂い。ドリームカーはAlpineのA110。最近は、ヘーゲルの哲学と日々格闘している。クリープやマイヘアが主食で、彼女をこよなく愛している。
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