皆さん、大学生活を送るうえでなにか未消化な気持ちを抱えていませんか?
- 就活をしているのにビジネスの本質がよくわからない
- 大学生活、何かやり残した感がある
- 何か新しいことに挑戦したい
- 海外で何かに挑戦したい、将来海外で働きたい
今回は、そんな人にぜひ体験してもらいたい「武者修行」を実際に体験した慶應生に直撃!
現状を変えたい、未来に賭けたい、「武者修行って何??」
そんなあなたはちょっと寄り道。この記事を覗いてみて下さい!
目次
武者修行ってなんだ??
僕が「武者修行」という言葉を知ったのは、サークルの先輩が、
と、つぶやいていたのを見たのがきっかけでした。
そこでなんとなく、ネーミングのインパクトから興味が湧いてGoogleで調べてみることに。
調べる前は、ビジネス武者修行?なにそれ、なんか怪しい。
というか、武者修行って何だろう。という気持ちが正直なところでした。
そこでまずはホームページを覗いてみました。
- 単なるビジネス体験やビジコンではない
- 真のグローバル人財 プロのビジネスパーソンになる
- 『自走式エンジン®』を積み、『変態』する
しかし、HPにはなどと書いてあり、まだまだこれだけではなんともわからない。
でも、さらに調べてみると立教大学を始めとする一部の大学では「卒業単位としてこの武者修行プログラムが認められている」らしい。
これならもしかしたらしっかりした内容なのかも?と思い、
サービスのPVがトップに出ていたのでまずは再生してみることにしました。
武者修行ってどんな内容?
なかなかエネルギッシュなPVでした‥。
動画を見ると、このプログラムは
「新興国で行う”超”実践型海外ビジネス研修」
と銘打っている、海外でビジネス立ち上げの体験ができるよ!という画期的なプログラムのようですね。
僕は最初「海外で起業」するのかと思っていたのですが、
実際は、このプログラムの舞台となる、ベトナムの観光地「ホイアン」において、武者修行を実施している会社「旅武者」の現地法人がすでに運営している、「カフェ」や「レストラン」、「日本語学校」などで、
「様々な大学混成のチームになって、新規のビジネスを立ち上げて成功させる」
ということが主な内容のよう。
ひとまず内容がわかり安心しました。
僕も個人的に
- 違う大学の人ともチームを組める
- 海外でのリアルなビジネスに携わることができそう
- 本気を出して自分の考えをぶつけられそう
- 仲間が増えそう
といったところが魅力的だったので、どんな学生が来ていて、このプログラムに参加した人のキャリアはどんな感じだったのか興味を持ってちょっとリサーチしてみました。
気になったので調べてみた
武者修行って実際どうなの?ということで、今回は以下について調べてみました。
- 参加している学生の内訳(大学・学年)
- 参加した学生の進路
参加している学生の内訳
旅武者資料より
こちらの資料を見てみると、男女均等に2〜3年を中心に参加していることがわかります。
また、参加している学生の所属大学は、慶應義塾を始め、
- 早稲田大学
- 東京大学
- GMARCH
などから、日本全国の大学など多岐にわたっています。
順不同 旅武者資料より
参加した学生の進路
参加した学生はどのような進路になっているのでしょうか。
こちらも資料を見てみると、
- アクセンチュア
- 野村證券
- リクルートグループ
など、魅力的な企業がたくさん。
また、このプログラムが終わったあとも、MAP(Mushashugyo Alumni Platform)というコミュニティがあり、3000人以上の武者修行修了生がビジネス・英語・トップキャリアによる就活相談など、興味関心に応じてイベントや勉強会、ワークショップなどを開催しているため、
武者修行修了後も、多様な参加者と長期的な関係を持つことができる点も特徴ですね。
しかし、これだけでは具体的なものはまだわからない。せっかくなら、武者修行を終えて大活躍している先輩に直接聞いてみよう!
ということで、今回は2名の先輩にインタビューを実施しました!
先輩に直接聞いてみた。
今回は、慶應在学中に実際に武者修行プログラムに参加し、卒業後の現在、ビジネスの最前線で活躍している石毛さんと、
現在学部4年生で、武者修行での経験を活かし、なんとアフリカに渡ってインターンを現在進行形で行っている柳田さんにコンタクトをとることに成功。
- 武者修行プログラムって実際どうなの?
- 参加するとどんな感じになるんだろう?
- 今どんな感じに役立っているの?
といったことを、ペンマーク独自調査で詳しく聞いてみました!
社内トップの凄腕コンサルタント
●石毛究さん
- 某大手戦略コンサル企業において、新事業創造・ブランディング・デジタル領域のリードを担う現役コンサルタント。
- 社内でのトップ人材評価を2年連続で獲得しており、若手コンサルタント界の最注目人材。
- 学生時代より1000人規模の学生団体の設立及び初代代表就任や、複数の事業立ち上げ等の実績を持ち幅広く活躍している。
━石毛さんが武者修行プログラムに出会ったきっかけは何だったのでしょうか?
普通にFacebookの広告を見かけました。グローバルな仕事にも漠然と興味が湧き出していて、留学しようと学校の交換留学などを見たのですがクローズしていて、そのタイミングで広告を見かけ、期間もちょうど良い上、ちょっと怪しそうだけど新しそうなサービスだったので興味本位で説明会参加をポチった記憶があります。
━ちなみに、武者修行に参加しようと思うまでの大学生活はどんな感じだったのでしょうか?
それまでの大学生活の大半はいわゆるクズ大学生でしたね、毎日オールして飲んで騒いで。。。笑
またその傍らでは、漠然とした経営やビジネスへの興味があって、マネジメントレベルで動いていたアルバイトリーダー経験や複数のインターン活動もしていたりとかなりカオスでしたね。
━そうだったんですね。単刀直入に聞くと、なぜこのプログラムに参加されたのでしょうか?
まずは海外・グローバルというものに漠然と興味があったうえで、何らかしら旅行では無い目的で海外に行きたい!と思った時にこれがあったので参加を決めました。説明会で、代表(山口和也)に説明を受け、いくつか会話を交わしたのですが、これがまた諸々怪しい(笑)
正直そう感じた一方で、このサービス自体こうしたらもっと良くなるのでは?というイメージも同時に持てて、本当の意味での0→1が出来るのでは?というポテンシャルを感じて参加を決意しました。
━武者修行プログラムではどんなことをされたのでしょうか?
僕のチーム自体は、新製品開発的な役割だったのですが、現地ではほぼ全チームと関わっていましたね。
自チームとして、カフェで新メニューいくつか開発しながら、他の色々なチームが私のところに相談を持ちかけてきてアドバイスするというようなライトな学生アドバイザリー的立ち位置で横串的に色々な班の内容に関与していました。
最終的には自チームと複数班を巻き込み店舗全体でスペシャルイベントを企画〜運営し、当時では過去最高集客を達成したのではないかと思います。
━実際に参加されてみて感想はいかがでしたか?
純粋に楽しかったですね。
今まで無い人との距離の近さや、遭遇したことないタイプの人たちとの活動というところで、自己開示を必要以上に求められたり、考えたことを実行しないと結果につながらない、全くできない英語等、今までの自分が経験したことないことばかりで毎日がパニックゾーン飛び込みまくりで、悪い自分を削ぎ落とせた気がします。
━行く前の大学生活と帰ってからの大学生活ではどのような変化がありましたか?
丸っきり変わりましたね。
行く前はプライドが無駄に高く、挑戦をせず言うだけ、合わなそうな人は全排除。悪いところばかりしかありませんでしたが、これが180°変わりました。
成果を出すための素直なマインドセット、実行しながら思考を高速回転できるDoer Be Openで多くの多様な人と繋がる、等々挙げ始めたらキリが無いですが、今の自分を形作るきっかけを手に入れたターニングポイントでした。今でも繋がり続けている、旅武者経営サイドやファシリテーター陣、仲間との出会いも重要なポイントです、こんな世界を作りたくてMAPを創設した当時も間違っていなかたったと改めて振り返ります。
人生をどこか他人・流れ任せにしていた学生当時では得られなかった世界が今あるなと。自分でエンジンを燃やし、走り、手に入れ続けられた先に今の自分があると思いますし、これからも加速し続けて、社会を変革するミッションに向けてさらにドライブしていきたいと思います。
━ありがとうございました!
世界を飛び回るアクティブウーマン
●柳田美聖さん
- 総合政策学部4年(休学中)
- 休学期間中はアフリカにおいて、現地の人に寄り添ったビジネスを立ち上げたいという目標をもとに、アフリカ各国の現地企業やNGOでインターンシップ、ボランティアを経験
- 復学後はアフリカについて理論で学ぶ予定
━よろしくお願いします。まず、武者修行プログラムに参加するまでの大学生活について教えて頂けますか?
参加は大学1年の春休みで、それまでは学生に海外インターンシップを斡旋するサークルとダンスサークルでの活動と居酒屋でのアルバイトにほとんどの時間を費やしていました。
━柳田さんが武者修行プログラムに出会ったきっかけはどのようなものだったのでしょうか?
そんなサークルとバイト生活もそこそこ楽しかったのですが、どこか物足りなさを感じていて、なんかできたらいいな、、このまま4年間過ごしてしまったら不安だなという気持ちで、「そうだ、海外インターンをしよう!」と「海外 インターン」で検索をかけて上の方に出てきたのが武者修行との出会いです笑
━参加した理由と参加中の様子を教えてください!
一番は今の物足りない生活にスパイスが欲しかったことです。さらに、将来海外で働きたいと漠然と思っていたので、海外インターンシップはぴったりだと思い参加を決めました。
また、現地で配属されたのは、日本語学校のプロモーションを行うチームでした。
私たちが活動を始めた時は、日本語学校は開講1ヶ月ほどで生徒も少なく、いかに日本語学校の認知度をあげ入塾者を増やすかが課題でした。
そこで私たちのチームは「Japanese party」という日本の文化を知れるパーティーを企画し、中間発表までの連日街に繰り出して、スパやホテルの従業員に手当たり次第に声を掛けて集客を行いました。しかし断られたり、「行く行く!」と口では言ってくれてもその後音信不通になってしまったりで結局パーティー参加者は0でした。
正直精神的にかなりきました(笑)もう無理じゃんって。
その後、企画を白紙に戻し、今の日本語学校の状況、顧客(日本語学校の生徒)へのアンケート、ポテンシャルカスタマー(日本語学校の生徒になりえそうな人たち)への徹底的なニーズ調査を通して、
- 看板の設置
- 新規営業ルートの開拓
この2つを行いました。
━それは大変でしたね…笑 プログラムに参加してみて実際の感想はどうでしたか?
正直、本当にしんどかったです笑
いつもだったら自分の好きな人とだけ一緒にいればいいのに、タイプの異なる人とチームを組んで、意見が合わずぶつかり、何が正解だか分からない毎日。
部屋に帰っては、今日の出来事をルームメイトと話しながら2人とも寝落ちしているぐらい、精神的にも体力的にも限界でした。
でも、今振り返ってみればとても貴重な体験ができたと思っています。普段めんどくさい人間関係から逃げていた私に、本気でダメ出ししてくれたメンバーとの出会いは、こういう極限の状況だったからこそかなと思います。
━プログラム終了後の大学生活はどのように変わりましたか?
外の世界に目を向けるようになりました。
それまでは大学・バイトで完結していましたが、もっと知らない世界を見てみたい!という気持ちが高まり、帰国してすぐにベンチャー企業で長期インターンシップをはじめ、夏休みにはまたベトナムに戻り旅武者の経営する日本語学校でマネージャーとして現地スタッフと一緒に働きました。
さらに、帰国2日後には、初めてバックパック旅に挑戦し、アフリカ・モロッコに渡っているので、ほんとにアクティブになったと思います笑
武者修行用語でいういわゆる自走式エンジンですかね、おこがましくて自分で搭載されたとは言えないですが、とにかく未知の世界に飛び込む精神力がついて、様々なことにチャレンジするようになったと思います。
━ありがとうございました!
おわりに
今回僕が感じたのはこの「武者修行」は純粋に
”楽しそうだな”
ということ。
PVを見て、話を聞くうちに「物は経験」と感じ、正直めちゃくちゃ参加してみたくなりました。
せっかくこれから春休みで時間もたっぷりあるので、何かのきっかけとして武者修行に参加してみたら、これから先に見える世界が変わるかもしれません。
旅武者では、
- 「武者修行って実際どうなのか詳しく知りたい」
- 「行きたいけどよくわからない」
- 「単純にどんなものなのか興味がある」
という方へ向けて、武者修行修了生による体験談を交えた説明会を、各キャンパス周辺にて随時実施しているそうです!
僕も早速来週参加してみようと思っているのですが、今後も皆さんの予定にあわせて調整が可能とのことなので、
「少しでも気になった!興味がある!」
という方は、公式ホームページを読んで、説明会に参加してみてはいかがでしょうか?
さらに詳しい解説と、説明会の概要がこちら↓に記されています!
皆様の「変態」を願って。