慶應體育會バレーボール部の期待の新生「降小雨」選手の強さに迫る。

バレーボール選手って細くて背が高い印象がありますよね。テトリスで喩えると、四つのブロックが一直線に並んだ水色のアイツみたいな。居てくれるだけで心強いもの。必要不可欠な存在。困った時の頼れるヤツ。もちろん、困ってなくても頼れるヤツです。

昭和6年(1931年)から始まった『體育會バレーボール部』にも、そんな優秀な選手が多く在籍しています。今回は、新入生で唯一スタメン入りを果たしている降小雨選手にスポットを当て、色々なお話を伺いました。

令和の時代を代表するであろうバレーボール選手から、「アスリートとはどうあるべきか」を学んでいきたいと思います。

降小雨さんの基本情報

項目 詳細
名前 降小雨(じゃんこさめ)
学部 商学部
所属団体 體育會バレーボール部
出身高校 慶應義塾高等学校

降選手の輝かしい実績の数々

—自己紹介をお願いします!

商学部1年、慶應義塾高等学校出身の降小雨(じゃんこさめ)です。本年度より體育會バレーボール部に所属し、春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦でメンバー(背番号9番)として参加させていただきました。

—降(じゃん)という苗字は珍しいですね。

自分のルーツが中国で、この苗字は中国由来のものです。日本で同じ苗字の人にお会いしたことはないですが、中国北部ではメジャーな苗字ですよ。本当は、小雨(こさめ)って呼んでもらいたいんですけどね・・・(笑)

—バレーボールに触れたきっかけはズバリ何ですか?

両親共にスポーツ好きで、幼少期にテレビで中継されている試合を観るなど、バレーボールに触れる機会が多かったのがきっかけです。小学校時代は塾などでなかなか始める機会がなく、中学校からバレーボールを始めました。

—中学校からですか!すごい!

ありがとうございます。高校では、ミドルブロッカーとウイングスパイカーを交互にやってましたが、大学ではミドルブロッカーとしてリーグ戦に出場させていただきました。

—折角なので、高校時代の実績も教えていただけますか?

一年生の時に、春の高校バレー全国大会に出場してベスト16。二年生には愛媛国体出場、三年生で三重インターハイ出場、神奈川県大会ベスト4。そして何と言っても、全日本高校選抜チームに選ばれ、タイ遠征をしたことは僕にとって大きな経験です。

體育會バレーボール部について

—體育會バレーボール部では、唯一1年生でスタメン入りを果たしている選手とのことで、多くの人からの期待を受けていることと存じます。やはり、プレッシャーはありますか?

入ったばかりの一年生であるにもかかわらず、部の戦力として出場できること、期待や応援をしていただけることは大変ありが たく、恵まれていることだと感じています。でも、出場するからには学年などは関係ないと思っていて、例えば、4年生だろうと3年生だろうと1 点取るってことに変わりはないじゃないですか。

出場する以上は「緊張しないの?」とか「プレッシャーを感じるの?」とかは(今聞かれたように)結構言われるんですけど、自分の中では他の選手と変わりがないという認識でやっているんで、試合で活躍して勝ちに貢献していきたいという直向きな精神を大切にしています。そういう面では、プレッシャーはあまり感じなくて、頑張っていこうというスピリットの方が強いですね。

—様々な場所へ遠征を行くことと存じますが、特に最悪だった遠征先のエピソードを教えてください。

今までで一番きついと感じた遠征は、代表に呼んでいただいた時のタイ遠征ですかね。水とかご飯とかが自分に合わなくて。でも、食べないと体力とか色々な面で落ちる部分があって、耐えて食べていました。やっぱり食が合わないとどこ行ってもきついなぁとつくづく思いましたね(笑)

—食事には譲れないこだわりがあるのですね。話は変わるのですが、タイでも日本でも身長193cmは大きい方ですよね。自分より身長の高い友だちはいますか?

193cmはバレーボール界の中ではまだまだ小さいと言われるくらいの身長なので、「自分は身長が高いなあ」ということはあんまり感じたことはないです。贅沢な話になっちゃうんですけど(笑)

降選手のプライベートに迫る

—僕に15cmでいいんで分けてもらえますか(笑)抜群の高身長で羨ましい限りです。服のサイズを合わせるのが大変そうですけど・・・ちなみに、ファッションに関するこだわりはありますか?

慶應を歩いてると、いわゆるハイブランドを着ている大学生が多いと思いますが、たくさんハイブランドを重ね着しているようなコーディネートは好きじゃないです。

—なるほど。厳しいですね(笑)プライベートについて、もう少しお聞きします。 オフの日はどうやって過ごしていますか?

リフレッシュしたいんで、自分の中で決めているのは「美味しいものを食べたり飲んだりする」「面白い映画を観に行く」のどちらかですね。予め、誰かと遊ぶ予定を立てておいて「何としてでも今日は楽しむぞ!」という気持ちでオフの日を堪能しています。

—では、大学生活で戸惑ったことはありますか?

高校は男子校だったので、最初の三日間は同じ教室に女性がいることに慣れなかったのと、みんなおしゃれなので可愛く見えるということですね。舞い上がっちゃって、 心ここにあらずという感じでした(笑)

降選手にとってバレーボールとは

—僕も塾高(慶應義塾高等学校)出身なので、お気持ちとてもわかりますよ(笑) あの現象には、早急に学術的な名前をつけるべきです。では、これからの4年間、どんな大学生活をしていきたいですか。

自分の今送っている生活の中で、バレーボ ールというのは外せない、切っても切れない所にあって。ただ、大学生になるとその分自由な時間が増えて、やれることも増える。

「大学生活=バレーボール」という等式で考えるんじゃなくて、「大学生活=バレーボール×人間関係×学び」となるように、いろんなことを両立していきたいと思います。全経験が同じベクトルで一つの束になるように、何か一つに優先順位をつけるのではなく、同時並行で様々なチャレンジをするライフステージにしていきたいです。

—大学生活はまだまだこれからなので楽しんでいきたいですね。アスリートとして、バレーボールにおけるモットーなどはありますか?

第一に、バレーをやる時は雑念や煩悩を持ち込まない。すなわち、バレーボールのコート上に私情を持ち込まない。どんなにショックなことがあっても、試合の時は完全に私生活と切り離して、悩まないようにしています。

第二に、元気があるうちにやれることはやる、ということですね。具体的には、練習終わった後で「今日は調子が良くて余力が残ってるな」と思ったら自分の技術を向上させるために自主練をする。

怪我したり疲れているのに、切羽詰まってギリギリの時に自主練をせざるを得ないという状況になってしまうと元も子もないですからね。

時間がない中で、睡眠時間を削って勉強すると成果が上がらないのと同じ理論です。だから、勉強できるうちに勉強しておく。バレーボール選手は、「怪我をしたら終わり」なので、当たり前の自己管理を疎かにしないように意識しています。

第三に、元気さ。試合の中でも、進んで盛り上げ役を買って出る姿勢です。

—最後に、あなたにとってバレーボールとは何ですか?

一言で言うなら『分身』ですね。自分自身じゃないんですけど、自分と一心同体というか。自身のコンディションが顕著に反映されるもの。コンディションが良い時は、 バレーボールでも良いプレーができるし、 悪い時はプレーの質が上がらないし。

逆に、バレーボールで良いプレーができる時は、私生活でも調子が良い。 そういう意味では、私生活における『潤滑油』とも言えるのかな、と思います。

—水面に映る自分、みたいな?

まあそういう感じですかね。文学的な表現で違和感があるので『分身』でお願いします(笑)

インタビューを終えて

実力だけでなく、明るさや人間性を含めて、アスリートである。まさに水色のテトリスのような降選手。

しかし、テトリスは横一列に並ぶと存在が消えてしまうのに対し、彼は横一列に並んでも型にはまらず、存在感を失うことは決してない。バレーに対するアグレッシブさが溢れた印象的なインタビューでした。

型にはまることのない彼の邁進、體育會バレーボール部の活躍に今後も目が離せません。

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